- 2016.12.20
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Posted by もも
松岡軒の後は、クラフトブリッジ→開花亭→厨→グリフィス記念館と、待ち歩き。
通常、グリフィス館は、午後6時で閉まっちゃうそうなんですが、この日は、まちめぐりのメインイベントの一つ、夜のグリフィス館を案内!ということで私達貸し切りで説明聞きながらグリフィス館を見ることが出来ました。
講師は、グリフィス記念館の北村幸一さん
正直、私、歴史苦手なんです・・・苦笑
でもでも!!北村さんの話、面白かったです!
例えば、グリフィスさんってシスコンだったんだってーーー。
だから、家族に特にお姉さんにいっつも手紙を送っていたそうな。
で、その手紙もちゃんと残ってるんですけど、内容は、
『ぼくちん、福井でめっちゃ活躍してるんやざー。
すごい褒められちゃってるんやざ~。』的な文章。
ね、実際見たくなるでしょ!ぜひ、足をお運びください。(^^)
↓
他にも、
グリフィスさんは、一般的な宣教師とは、何が違ったって言うと、とにかく、
最初から日本の文化を、知りたい!っていう想いがあったらしく、
とにかく、お侍さんと仲良くしてたそうな。
その中でも、一番仲良かったのが、橋本左内の弟なんだってー。
で、その弟と、いっつも浜町にある芝居小屋に通ったそうです。
さらに、このグリフィスさん、何かと『初』が多い!!!
例えば、
①白山に初めて登った西洋人
②福井で初めてクリスマス会をした!(参加者にココアを振舞ったんだって。)
③日本の文化を本にして最初に西洋で紹介した人
特に、この③がとってもとってもすごいことらしく、福井での功績はもちろんのこと、アメリカに戻ってからの功績が③っていうわけ。
このグリフィスさんは、
ちょうど福井に来てた年っていうのが、明治維新の最後であり福井藩の最後の年で、
つまり藩がなくなるってことは、お侍さんがいなくなるっていうわけで、、、
めっちゃ仲良くていっつも芝居見に行ってたお侍さん仲間の気持ちがよーく分かるわけ。
だから、日本を紹介する本にも、お侍さんの気持ちも書けるっていうわけ。
そんで、何がすごいって、お侍さん最後のパーティーにも参加してるらしい!!!!!
あ、これも、もしかしたら宣教師で『初』かもねー。
ね!ね!
北村さんの話、面白いでしょ。分かりやすい言葉で表現してくれるから、理解できた!
さらに、話は続きますよ~
↑この写真は、
グリフィスさんが、アメリカに戻った2年後に書き上げた「皇国(こうこく)」っていう本の電子版なんだけど、
さっきも書いたように、
とにかくグリフィスさんは、明治維新から、近代国家に生まれ変わる、一気に日本が変わる決定的な瞬間に立ち会えたことで、すーんごい衝撃を受けたわけ。
それで、明治維新を理解し、お侍さんの気持ちも理解した人が書いた、日本の紹介の本「皇国(こうこく)」は、とてつもなく素晴らしい本だってこと。
福井市の図書館でも翻訳された「皇国(こうこく)」がレンタルできるそうでーす。
2Fにあがると、グリフィスさんの書斎(↑)があるんだけど、
グリフィスさんって、フェアリーテイル(妖精のお話)が好きだったらしく、
福井を舞台にした妖精の話も、↑この書斎で書いていたんだって。
グリフィスさん、シスコンだし、妖精の話好きだしって、なんか今のおねー系?なんて想像しちゃうけどー笑
最後に、グリフィスさんは、84歳で亡くなったんだけど、その人生の中で、福井にいたのはたったの1年なのに、すごく彼の人生に衝撃を与えた1年であったことは間違いないらしい。
で、83才でもう一度福井に来て、
50年ぶりに、「昭和」を自分の目でみて感じて、改めて近代国家を目にして、感動を受けたそうな。
グリフィスさんの功績はまだまだあるんだけど、後は実際「グリフィス館」に行って読んでください。
福井市に住んでいながら、「グリフィスさんって誰?」だったので、今日のまちめぐり、参加してよかった~。
ほんと、面白かったです。
↑開花亭とクラフトブリッジ
お土産もつくし、大満足でした~。これで500円は安い!
今後も、幸-FULL まちめぐりまだまだメニューがあるようなので、気になるコースがあれば、ぜひ参加してみてください。(^^)
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